#1 村松達也

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新緑と土の匂いが恋しい季節ですが、いかがお過ごしですか?
さて、今日は我が岡山県トレイルランニング協会会長にインタビュー!
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村松達也
1956年2月18日生

日本のウルトラマラソン、そしてウルトラトレイルの草創期を知る日本でも有数のパイオニアです。
現日本トレイルランナーズ協会の理事でもあります。

では、どんな人なのか?
簡単な質問に答えてもらいました。

Q.走り始めたきっかけは?

A.登山のトレーニングで開始で、岡山東警察署~表町までの通勤ラン。
走るために走り出したのは、トライアスロンを始めたから。

Q.印象に残るレースは?
A.トレイルレースは初めての大会 WesternStates100マイル(1992)。ロードはコムラッズマラソン90km(1997)、コムラッズは世界最古最大のウルトラマラソン、妻と二人で終始一緒に走ったのはこれだけ。

Q.日頃の練習内容を教えてください。
A.今は、週50㎞くらい。週3~4回の伴走とソロのジョグ、たまに遍路道ラン。

Q .1番好きなトレイルは?
A.傘杖~朝鍋の稜線と北ノ谷新道。どちらもフォレストレイルのコースです。

Q.お気に入りの補給食は?
A.レトルトのパンプキンスープ、ポテトスープ。

Q.コロナ収束後にチャレンジしたい事は?
A.スペインのトレイル「忘れられた道」400kmを走ること。

Q.ベストレースは?
A.初めての大会、WesternStates100マイル(1992)。初めての100マイルで初めてのトレイルレースだったが完全燃焼で、ゴールした時に気を失った。

Q.何故走り続けるのか?
A.走ることでしか見えない風景があり、走ることは自分の生活の一部だから。

Q.SpaltathlonとWestern states100の共通点は?
A.どちらもしんどい。
(★補足)
★「WesternStates100」とは
距離 161km / 累積標高 5500m / 制限時間30h
1974年より毎年6月に、アメリカ カルフォルニア州で開催され、世界で最も古く最も権威のある格式高い100マイルトレイルレースといわれる。
24時間以内の完走者にはシルバーバックルが贈られる。村松会長は日本人初の獲得者。
例年369人の定員に対し、全世界から3000人以上が申し込む大人気のレース。 ★「Spaltathlon」とは
距離 246km / 制限時間 36h (ロードレース)
ギリシアのアテネアクロポリスから、レオニダス像までの245.3kmを36時間という厳しい制限時間内に走り切らなければらない過酷なレース。
参加資格も大変厳しく、
100kmレース10時間以内完走・Westernstates24時間以内完走など、参加資格も厳しいエリートレース。
A.続き
@Spaltathlon
ロード250kmというのは時間の余裕があれば走れない距離ではないけれど、制限時間が36時間となるとスピードを維持するモチベーションをキープすることが難しい。
@WS100
暑さとの戦いが難しい。24時間以内で完走という目標を持っていたので、それが不可能になった時、以後の精神的なマネジメントがとても難しかった。

つまり、目的をどこに置くかで難しさが変わると思います。

Q.アメリカのレース初心者にお勧めのレースは?
A.ほぼすべてのアメリカの大会が、ultrasignupというサイトを経由しての抽選になる。ただ田舎の大会は、参加者が少ないので国外からのエントリーは(日本人も)けっこう優遇されている。参加者も300人以下が圧倒的に多く、500人を超える大会は極めてまれ。

おすめは、やはりCascadeCrest100。暑すぎず寒すぎず、参加者も少なく、コースの1/3がNational Scenic Trail(PCT)というのは最高です。何より、日本人ならたぶん出られます。 (★補足)
★「CascadeCrest100」とは
距離 160km / 累積標高 未確認 / 制限時間 32時間
アメリカ北西部のカスケード山脈(シアトルからクルマで1時間半ほど)で開催される、参加者150名ほどのアットホームなレース。

Q.30年前にこれほどトレランが盛り上がると予想できましたか?
A.うすうす予想はしていました。トライアスロンブーム、ホノルルマラソンブーム、ウルトラマラソンブームと見ていたので。

Q.今後のビジョンは?
A.ワイナリーを作る!75歳までは年1回100マイルは走りたい…壊れなければ。

Q.1年で何枚トンカツを食べていますか?
A.去年(2019年)は喜楽(トンカツ屋)に62回行ったらしい。 .
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