OTRAメンバー紹介✨
今日は岡山最大規模のランニングサークル「ペルピエ」のビッグママにインタビュー!
林みわこ
19❤️❤️年生
小柄な身体からは想像がつかないスタミナを誇り、ロングレースを得意とする。日本語、英語、スペイン語を操るトリリンガル国際ランナー。
ご主人は林忍副会長。
では、どんな人なのか?
簡単な質問に答えてもらいました。
Q.走り始めたきっかけは?
A.50歳まで運動経験皆無。
ある日NHKのゆるジョグでダイエットみたいな番組を見て2000円のスニーカーとパジャマで試しに近くの遊歩道を走ってみたら40分もできたこと。
Q.印象に残るレースは?
A.2019年Tor Des Geants。
スタートの登りから雪、1日で3000mオーバーの峠越え2回、軽アイゼンの使用、距離、累積標高など、全部初めての経験ばかり。
雪や風雨、酷寒から高温乾燥など、いつもよりスケールのでかい気候の急変。
2日目から高山病で食欲皆無で、3日3晩ほぼ飲まず食わずでしたが、体はかなり動くことが判明。
イタリア軍の若い兵士たちやオルモさん張りの渋いお兄様たち、地元の同年齢の女性や同じくアジア系のランナーさんたちと、言葉は通じないけど一緒に完走しようという大勢の方々と絆をもてた。
山も素晴らしいが、エイドやライフベースの町に歴史的建造物が多く興味深かった。
選手に手厚く接してくれるスタッフの皆さんもとてもあたたかいレース。
今後条件は厳しくなりそうだが、残りの景色をまた見に行きたい。
Q.日頃の練習は?
A.朝ランと、土日のクラブ練、週1回のお休みのロングラン
Q.自粛中のトレーニング、チャレンジ、目標は?
A.今、休足期間です。
ありがたいことに仕事も多忙で、ウォーキング、筋トレと家の階段の上り下りしていました。
少しずつ走り始めるため、5月18日からthe great virtual race across tennessee(5/1から8/31までに1000㎞走るレース)に参加しています。
Q.1 番好きなトレイルは?
A.操山、いろんなコース設定ができる熊山、ブナ林フェチなので毛無~朝鍋山
Q.お気に入りの補給食は?
A.いなり寿司、ナッツ、ドライフルーツ、ちくわ、チーズ、赤飯、豆乳、ジェルならメダリスト
Q.コロナ収束後にチャレンジしたい事は?
A.UTMFと、トルデジアン再挑戦、ステージレース、日本アルプス登山デビュー
Q.ベストレースとその理由は?
A.2016年のTDS。
当時、三好礼子さんの参戦記や、コース図からエイドが少ないぐらいしか情報がなく不安だった。
当日は晴天続きの猛暑で乾燥して空気と、上り下りの長い険しいコースに苦戦した。
季節的にたくさんの花々が咲き乱れ、超絶美しいアルプスを楽しみながら主人と完走できたこと(年代別5位)。
Q.憧れのランナーは
A.やっぱり丹羽薫さん、プロとしての責任感と根性が半端ない
Q.何故走り続けるの?
A.主人や仲間と一緒にいられるから。まだ見ぬ山の景色を毎日夢見ています。
Q.レース前日の勝負飯、レース当日の朝ごはんで決まっているもの、気にしている事はありますか?
A.遠征時の食事の内容は選べませんが、朝からたくさん食べます。
地元のレースなら力うどん
Q.お気に入りのギアや、必ずレースに持っていく装備、ゲン担ぎグッズなどありますか?
A.Injinjiの5本指ソックスとHOKA のMafate Speed2とSpeedGoat3, パタゴニアのフーディ、Trimtexのパンツ、DirtyGirlGaiterのゲイター、お友達にもらった絵葉書。
Q.長距離や夜を越すレースでの不思議な経験や、身の危険を感じた体験は?
A.香港のレースで、野犬3匹にトレイルを阻まれ、絶体絶命、引き返すしかないと思ったとき、通りかかった地元のランナーさんに助けられた(野犬や野牛が多い)。
TorDesGeantsコースの最高地点ロソン峠(3299m)が夜中の2時ごろ、しかもアイスバーン、想定した最悪の条件になり、冷や汗流しながらロープをつかんで必死に登ったこと。
Q.ハードなトレーニングやレースの後の自分へのご褒美は?
A.普段は全く食べない肉が無性に食べたくなる
Q.普段の身体のケアや、疲れた時のメンテナンス方法は?
A.本当につらいときは主人が担当してくれています。