#2 堀米恵

⛰OTRA役員紹介⛰
会長に続いて、今回は副会長兼競技育成委員長にインタビュー!

堀米恵
1975年9月5日生

大荒れでコース短縮となったUTMF2019において、世界で91人、全出走者のうちわずか3.7%しかいない完全完走者の1人。
その他数々の大会で入賞を果たす岡山でも屈指のトレイルランナーです。
OTRAの講習では何度も講師を務めていただいています。

では、どんな人なのか?
簡単な質問に答えてもらいました。
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Q.走り始めたきっかけは?
A.社会人1年目で体重が72~73kgまで増えたので、ダイエット目的で始めました。現在の体重は59kgぐらいです。

Q.印象に残るレースは?
A.トレイルレースは初参加のOSJおんたけウルトラ100K(2013)。初めての参加だったのにそこそこ走れたので、適性があるんじゃないかと勘違いして、現在まで至るきっかけのレース。ロードは第66回福岡国際マラソン(2012)。この大会に出るためだけに約2年半頑張ったロードランナーとして一番脂ののっていた時期のレース。

Q.日頃の練習内容を教えてください。
A.主にコンディショニングのため火曜日~金曜日の早朝ジョグ6.5km。月曜日夕方にジムのトレッドミルで400m×12。水曜日夕方にジムのトレッドミルで20km。木曜日夜操山ナイトトレイル。週末に龍ノ口山を30kmほど。これをベースに目標のレースに向けてアレンジを加えています。

Q.自粛中のトレーニング、チャレンジ、目標は?
A.GWの5日間、毎日37kmロング走をやると決めて、何とか完遂。次なる目標は現在検討中。

Q.1番好きなトレイルは?
A.龍ノ口山の水落コース。街の近くの山なのに山奥にいるような錯覚できる感じが好きです。

Q.お気に入りの補給食は?
A.安価でカロリー計算しやすい粉飴ジェル、カロリーメイトブロック(フルーツ味)。単純に好きなコカ・コーラ。

Q.コロナ収束後にチャレンジしたい事は?
A.県内外の山々をテント泊縦走。特に生まれ育った東北山域に足を踏み入れたい。

Q.ベストレースは?
A.参加したすべてのレースが特別なので、1つには絞れません。

Q.憧れのランナーは?
A.2006年57歳、2007年58歳でUTMBを連破した「時を止めた男」ことマルコ・オルモ選手。

Q.何故走り続けるのか?
A.自己表現のひとつの手段。もう二度と太りたくないから。加えて、せっかく走れるようになった身体を維持したいから。

Q.競技育成委員会はどのような活動をされているのですか?
A.主にOTRA主催の講習会にて、講師として活動しています。これを継続するとともに、競技技術の研究と情報を提供していけたらと考えています。

Q.操山ナイトトレイルについて教えてください。
A.(緊急事態宣言下で現在休止中です)木曜日夜、隔週でスタート時刻を19時30分(20時)に設定し、岡山護国神社に集合し、有志の自己責任のもと、操山を8kmほど走っています。参加者の走力に合わせて、グループランを行っています。夜という特殊な環境下での開催ですので、トレイルランニングの経験があることを条件とさせていただいています。実はこの操山ナイトトレイルですが、起源は2013年にまで遡れるほど、歴史があるんです。ちなみに私で3代目の主催者です。

Q.今まで大きな怪我に悩まされたことはありますか?
A.2013年10月、フルマラソンのトレーニング初日に左足首の靱帯断裂に見舞われました。ギプス固定等により3か月ほどまともに走れない時期を過ごしました。幸いにもトレーナー業をされているラン友にリハビリのメニューをつくっていただき、年明けには復活できました。ただ、半年ほどは接地状態によっては痛みを感じていました。今では全く問題なく走れています。この経験から、走れる身体をつくるにはケガをしないことが一番の近道だと気づきました。まさに怪我の功名です(笑)。 Q.OTRAをどのような組織にしていきたいですか?
A.トレイルランニングを愛するすべての方が、誰かに遠慮することなく、自由に発言できる組織にしていきたいです。地方の協会は先進的な組織なので、地域に根付いた活動をしつつ、中央への提言などもできたらと思っています。

Q.これからの5年の目標を聞かせてください。
A.岡山県からまだ参加者(完走者)がいないTJARへの参加・完走。その後、イギリスのSPINEへの参加・完走。UTMFへの連続出場。

Q.筋トレが苦手と聞きますが、トレイルランナーには筋トレは不要なのですか?
A.私は苦手ですが、必要だと思います。特にビギナーの方は走るための筋力が不足しているので必要だと思います。ただ、頻回に山に入れる環境にある人はあえて筋トレをする必要はないのではないでしょうか。つまり、走るために必要な筋力は、走ってつけるということです。筋トレは、簡単に見えて、必要な部位に働きかけることは相当難しいです。正しくはトレイルランニングに精通したトレーナーの方に筋トレを指南してもらうのがよいかと思います。
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