#15 塩田哲也

OTRAメンバー紹介🙌

今日は前普及広報委員長にインタビュー!

塩田 哲也
1973年12月6日生

アウトドアサークル羅針盤の代表。スタイリッシュさで他の大会とは一線を画す「アーバントレイル龍ノ口」を主催。

では、どんな人なのか?
簡単な質問に答えてもらいました。

Q.走り始めたきっかけは?
A. 第1回 ウルトラ トレイル マウント フジ のTV放送をたまたま観て、「自分も100マイラーになりてぇー」とうっかり触発されてしまいました(笑)

Q.印象に残るレースは?
A.UTMB 2017、2018と2年連続で出場させていただきましたが、トレランイベントとして最高の舞台でした!街の盛り上がり方がハンパない。

Q.日頃の練習は?
A.毎週金曜日の羅針盤ナイトトレイル(現在コロナ自粛中)

Q.自粛中のトレーニング、チャレンジ、目標は?
A. マスクをしてゆっくりロードランニングをしています。早よ山行きてー。。。 Q.1 番好きなトレイルは?
A. アーバントレイル龍ノ口のコース。とくに裏龍ノ口の静かなトレイルは最高!! Q.お気に入りの補給食は?
A. ミックスナッツとベビースターと梅味のジェル。

Q.コロナ収束後にチャレンジしたい事は?
A.コロナ前と変わらず100マイルレース

Q.ベストレースとその理由は?
A.第3回 奥三河パワートレイル (2017)
高速レースで有名な奥三河パワートレイル。距離約70km、累積標高4,000m、制限時間12時間(現在では13時間30分に改正)
第1回大会ではゴール地点でのタイムが4分オーバーで無念のリタイヤとなりました。悔しくて臨んだ2年後の第3回大会では気持ち良くリベンジでき、成長が感じられたレースとなりました。

Q.憧れのランナーは
A.アントン クルピチカ (カルチャーを感じる選手)

Q.何故走り続けるの?
A.100マイラーになるため(一度決めたことは成し遂げたい)

Q.レース前日の勝負飯、レース当日の朝ごはんで決まっているもの、気にしている事はありますか?
A.レース前は緊張しているので、おにぎりを流し込むくらいしかできません(^^;; Q.お気に入りのギアや、必ずレースに持っていく装備、ゲン担ぎグッズなどありますか?
A.寒がりなのでインサレーション(保温着)×2枚と記録用にGoProは必ず持って行きます。

Q.長距離や夜を越すレースでの不思議な経験や、身の危険を感じた体験は?
A. 2018年UTMBでの出来事。
不眠不休でレース2日目の夜を迎えたところ、どうやら人生初の幻覚タイムに突入??
コース脇で小さな子供達がこちらを見つめて手招きをするのです。ゆっくりついて行くのですが、行けども行けども子供達には追いつけず、気がつけば周りのランナーの気配はなくなっていた。
行ったり来たり1時間ほど彷徨った後、焦りと疲労と眠さで自分が何をしているのか、レース中ということすら分からなくなってしまった。いわゆるコースロストしていたのです。スマホに大会本部の番号を登録していたことを思い出し、つたない英語で必死に連絡してみた。現在地も英語もうまく理解できず、さらにパニック状態は続き半泣き状態に。。。しまいには5mぐらいのペンギンがラッパを吹きながら仁王立ち。さすがに怖くて、、、力のある限り走って下山した。
静まりかえった真っ暗な山を見上げると遠くに小さなヘッドライトの明かりを見つけ、光を追いかけるように再び山を登り返した。ヘッドライトの主は日本人ランナーで、次の関門時間には間に合わないかもと言った。生きて帰れるだけでホッとして泣きそうになったが、次のエイドのシャンペ ラック(123km地点)に着いたときにはゲートが閉ざされ案の定リタイヤとなってしまった。悔しさと安堵感でしばらく涙が止まらなかった。。。
今思えばいい経験をしたなと思っています。英語をもう少し勉強しようと思います(笑)

Q.ハードなトレーニングやレースの後の自分へのご褒美は?
A.バニラアイス

Q.普段の身体のケアや、疲れた時のメンテナンス方法は?
A.風呂が一番。特別なケアやメンテナンスはほとんどナシです。

Q.いつもお洒落でスタイリッシュですが、ウェアリングのこだわりは?
A. 基本的に個性的なデザインや配色に目が行ってしまいます。
もちろん機能的なことを前提としていますが、何が走りやすいかよりも何を着て走りたいかを考えているかもしれません(笑
サイズ感や全体のバランスは特に気にしています。

Q.カリスマ美容師として有名ですが、ランナーの夏の髪のケアについて教えてください。
A.直射日光は髪を傷めます。お肌にもそうなのですが、長時間紫外線を浴びると活性酸素が溜まり老化を促進させてしまいます。つまり髪やお肌にも傷みが生じるということです。
髪にも日焼け止めがありますので長時間トレイルの前には保護してあげるといいですね。
あとは、バイザーよりもキャップやハットなどの直射日光を避けれるものの方がいいと思います。黒目からも紫外線を吸収しますので日差しの強い時はサングラスをかけるのもおすすめです。

Q.アーバントレイル龍ノ口を主催されていますが、きっかけを教えてください。
A. 小学生の頃から馴染みの山で、龍ノ口にはいろんなルートがあることを知っていました。
大人になって友達(現羅針盤コースディレクター)と龍ノ口を走るようになり、それらのルートを繋いで遊んでいるうちに楽しいルートが出来上がった。
いろんな人にこの楽しいコースを教えたくてウズウズしていた頃、
神社の年間イベントを探していた備前国総社宮の宮司と知り合いになった。厚かましくもトレランレースを提案したのがことの始まり。人の出会いに感謝です!!
レース開催には賛成の声ばかりではなかったので、正直いろんな困難がありました。
だからこそ、トレランのルールやマナーを守り皆んなが楽しく山で遊べる環境が続けられるといいなと思います。
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